ホリエモンに実刑判決。同情すべき点も多いが、所詮、実質価値以上の不当な値段で株を投資家に売りつけるいかさま商法を推し進めたことについては、被害者が馬鹿であるという以上に、商売のやり方としてホリエモンに非があった。司法当局の嫉妬に基ずく嫌味な正義感は別にして、この判決は順当なところであったと思う。ところで今晩の日経「古典落語から投資を学ぶ」コラムに落語の「酢豆腐」が出てきた。あはは、同感。投資家に限らず、だまされてひどい目にあう消費者がニッポンには多いのだ。
落語の「酢豆腐」のあらすじについてはここ。知ったかぶりをして通人ぶるアホダンナに腐った豆腐を食わせてひどい目に合わせるお話しだが、こういうダンナが現代日本にも多いのである。
先日テレビで見たが、銘柄もののお米を、漬け物と質素なおかずだけで食わせて、大枚4000円を請求するレストランがあるという。お客は有り難がって4000円の「粗食」を押し頂いている。アホそのもの。「酢豆腐」の通人ぶるダンナと同じである。関サバとか大間マグロに大枚を払う自称「食通」も同じことで、アホだ。
考えるに、食い物に対する支出とは、どんなに張り込んだところで、所詮大した金額ではない。これが自称「オイシンボ半可通」が蔓延る理由であろうが、一旦ライフスタイルとして定着すると生涯支出ではたいへんな無駄な金額となる。さらに、こういう支出に見得をはっている人間は、単にぼられているだけなので、とてもカッコワルイ。この程度のことがニッポン文化だなどといっているかぎり、日本文化は所詮「低級文化」に留まる。
お金を出す以上、そのお金の値打ち以上のものにはびた一文も払わないとする考え方、これこそが投資と生活の「基本中の基本」。これが判らない人は、最後まで人生の「負け組」のまま。「農村ブランドぶったくり商法」に乗せられて○○野菜とやらに大枚を払っているかぎり、貴方も確実にそうなるのである。
先日テレビで見たが、銘柄もののお米を、漬け物と質素なおかずだけで食わせて、大枚4000円を請求するレストランがあるという。お客は有り難がって4000円の「粗食」を押し頂いている。アホそのもの。「酢豆腐」の通人ぶるダンナと同じである。関サバとか大間マグロに大枚を払う自称「食通」も同じことで、アホだ。
考えるに、食い物に対する支出とは、どんなに張り込んだところで、所詮大した金額ではない。これが自称「オイシンボ半可通」が蔓延る理由であろうが、一旦ライフスタイルとして定着すると生涯支出ではたいへんな無駄な金額となる。さらに、こういう支出に見得をはっている人間は、単にぼられているだけなので、とてもカッコワルイ。この程度のことがニッポン文化だなどといっているかぎり、日本文化は所詮「低級文化」に留まる。
お金を出す以上、そのお金の値打ち以上のものにはびた一文も払わないとする考え方、これこそが投資と生活の「基本中の基本」。これが判らない人は、最後まで人生の「負け組」のまま。「農村ブランドぶったくり商法」に乗せられて○○野菜とやらに大枚を払っているかぎり、貴方も確実にそうなるのである。
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